リーンなパンの種類 [パンの図鑑]

リーンなパンの種類
Bread lean

このページでは一般的にリーン系とされるパンの種類を五十音順に並べてご紹介しています。
詳しい情報を調べる場合は、パンの名前をクリックしてください。
リーンなパンとは粉、イースト、塩、水などの基本的な材料で生地を作る油分の少ないシンプルなパンを指し、上記の材料に加え、砂糖や卵、牛乳やバターなどの副材料を入れて生地を作るリッチなパンとタイプを言い分ける為に用いられる呼称です。

リーンなパンは特にフランス発祥のパンに多く、バゲットを中心としたバタールやパリジャンなどの有名なパンの殆どがリーン系のパンで、例外はクロワッサンやパン・オ・ショコラなどのごく一部のパンのみです。
これはフランス人が小麦粉本来の香りや風味を好み、あまり余計な材料を入れて、小麦粉の良さを損なわない事がベストだと考えられているからで、フランスだけでなくドイツやイギリスなどの周辺の国々でも同じような傾向が見られます。
逆に菓子パンが多く食べられている日本では、食パン以外の日本発祥のパンは殆どがリッチなパンで、タイプ的な意味ではヨーロッパとの大きな違いが感じられます。

しかし、日本は世界中のパンが作られている国としては世界有数で、一般的なパン屋さんでも様々なパンが売られている為、リーン系のパンも十分に楽しめる環境にあると言えるでしょう。