ハンバーガーバンズ [パンの図鑑]

ハンバーガーバンズ
Hamburger Buns

タイプ
リッチ系、天板焼き、食事パン
発酵法など
パン酵母(イースト)を使って発酵させます
主要穀物
小麦粉
主な材料
強力粉、薄力粉、ドライイースト、ショートニング、塩、砂糖、ゴマ、牛乳、水
ハンバーガーバンズは名前の通り、主にハンバーガーを作る際に用いられるパンで、丸形で具材の味を引き出すために砂糖や脱脂粉乳などを使ってやや甘めに焼き上げるのが基本的な作り方です。
また、「バンズ」とは「バン」の複数形でバンは英語圏では丸パン、もしくは楕円形の長パンを意味しますが、日本では殆どの場合、複数形の「バンズ」の方で呼ばれています。

ハンバーガーバンズは水平にカットしたり、切れ込みを入れるなどしてハンバーグと野菜などを挟んで食べるのがポピュラーな食べ方で、19世紀後半のアメリカでハンバーガーが食べられるようになり、一気にアメリカ全土へ広がっていきました。
また、この頃は屋台で売られるのが普通で、ハンバーグステーキサンドイッチという名前で販売されていたそうです。それから20世紀に入ってお馴染みのハンバーガーという呼び名が生まれました。
現在では、ハンバーグと野菜以外にも様々な具材が用いられ、次々と新しい商品が開発され続けています。

尚、水平にカットしたパンの上部分をクラウン、下部分をヒールと呼びます。クラウンとヒールの両方の断面を少しトーストするとサックリとした歯ごたえになり、更に美味しく食べる事ができます。