テーブルロール [パンの図鑑]

テーブルロール
Table Roll

タイプ
リッチ系、天板焼き、食事パン
発酵法など
パン酵母(イースト菌)で発酵させます
主要穀物
小麦粉
主な材料
強力粉、薄力粉、ドライイースト、砂糖、塩、脱脂粉乳、バター、卵、水
テーブルロールとは食事用の小型のパンの総称で、バターが生地に練り込まれている事からバターロールと呼ばれている事もよくあります。
日本ではアメリカ発祥とされるテーブルロールですが、実はヨーロッパにも同じ名前で呼ばれているパンがあります。しかし、ヨーロッパのものは日本で知られているテーブルロールとは違い、ハード系で糖分やバターなどの油脂の配合が少なく、さっぱりとした印象の食事パンです。

アメリカでパンを使った食べ物と言えば、ハンバーガーやホットドッグが有名ですが、それらに用いられるパンであるハンバーガーバンズやホットドッグバンズはテーブルロールが元となっていると言われており、材料なども非常によく似ています。
また、テーブルロールはバターロールとミルクロールに分けられる事がありますが、これは名前の通り、バターロールはバターが多く使われてるテーブルロールで、ミルクロールは牛乳が多く使われたテーブルロールの事を指します。

尚、アメリカでは半ポンド以下の重さのパンをロールと言い、それ以上の重さのパンをブレッドと呼ぶ事によって重さで区別して呼び方を変えていました。