カレーパン [パンの図鑑]

カレーパン
Currypan

タイプ
リッチ系、揚げパン、食事パン
発酵法など
パン酵母(イースト菌)で発酵させます。
通常は食パンで使うものと同じものを使います。
主要穀物
小麦粉
主な材料
強力粉、砂糖、塩、水、バター、ドライイースト、カレールー、パン粉
カレーパンは日本が発祥の地とされるパンで、昭和2年に東京の名花道(現在のカトレア)で洋食のパンとしてカレーを入れて焼いたのが最初のカレーパンだと言われています。現在では日本全国のパン屋さんで販売されるようになり、大手のパンメーカーでもラインナップに加えられるなど、とても人気のあるパンのひとつとなりました。

カレーパンは元々、トンカツから着想を得たとされているパンである事から、表面にパン粉をつけて揚げるというのが一般的な作り方ですが、一部では焼いたカレーパンも人気があり、必ずしも揚げたものばかりではないようです。
また、形に関しても見た目だけでカレーパンと分かるようなラグビーボール形のものや上記の写真にあるような丸形のものもあります。

味に関しては揚げたものは表面のサクサクとした食感とかじった時に口の中に広がるカレーの香りが印象的で、具材は地域やお店によって異なりますが、パンに入れるという都合上、やや固形に近いカレーを使用しているのが共通点だと言えるでしょう。

揚げたカレーパンが大人気となった事で日本でも揚げパンが一般的になり、現在ではカレー以外の様々な具材の入った揚げパンが考案されるようになりました。